このレースは、中山2500メートルという特殊なコースでのGⅠになります。
最初のコーナーまで距離が短く、コーナーを6つ回ってくるということで、圧倒的に内枠が有利になります。
但し、今年の中山コースは、その内枠が苦戦しているということで土曜日の競馬を注意深く観察していました。
確かに、内側は荒れてきていますが、問題はなさそうです。
もっとも、時計はかなりかかっています。
脚質的には、先行馬が有利な傾向にあり、有馬記念の後略パターンである「イン・セン」重視で攻めていきたいと思います。
まずは④番ラヴズオンリーユー。
オークスまで4連勝して、ここでの上位人気となる⑨番クロノジェネシス,
⑩番カレンブーケドールより上位の能力をみせていました。
今年になって、新型コロナの影響でドバイ遠征が中止になり歯車が狂ってきた感じがしていますが、前走のエリザベス女王杯では、勝った⑦番ラッキーライラックとは0.1秒差の3着とようやく復調の兆しがみえてきました。
中間の調教を注目していましたが、いい動きを披露しており力は出せる状態に戻っていると判断しました。
中山コースは初めてになりますが、器用なタイプでこの枠なら無理をしないでいい位置も確保できそうです。
次は、⑫番オーソリティ。
古馬とは2キロ有利ということで、この10年間でも5頭の優勝馬を出している3歳馬です。
前走のアルゼンチン共和杯では、6ヶ月の休み明けで、しかも大外枠から3番手を進み、直線で抜け出して危なげない勝利。
スタミナが要求される東京2500メートルの舞台で、これだけのパフォーマンスがあれば、ここでも十分に通用すると思います。
もう1頭挙げると、3歳馬ということもありますが、①番枠という絶好過ぎる枠を引き当てたバビットです。
逃げる候補のキセキが、前走のジャパンカップで暴走したことで、折り合いに神経を使い、テンから出していかないと考えます。
菊花賞の惨敗もあり、相当軽く見られることで、展開の利は間違いなくあると思います。
最後は力尽きるとは思いますが、ぎりぎり馬券の一角に食い込んでくる可能性はあると考えます。
馬券のまとめ
ABC=XYZ作戦で、
④=⑨⑩⑬
⑫=⑨⑩⑬
の馬単マルチと
① =⑨⑩⑬
①④⑫
は馬連。
3連複は、⑤番ワールドプレミアムも加えて
④→①⑤⑨⑩⑫⑬
⑫→①⑤⑨⑩⑬
①→⑤⑨⑩⑬
で、今年最期の夢の万券ゲットを目指します。